ベネチアンガラスは
◆ 13世紀後半、ヴェネチア本島とは目と鼻の先のムラノ島で、ガラス産業は活発な生産活動を展開していました。
15世紀中頃にガラス職人アンジェロ・バロヴィエールは、水晶と見間違うほど透明で澄んだガラスを作り出すことに成功しました。
このガラスは水晶(イタリア語ではクリスタッロ)とよく似ていることから“クリスタッロ”と呼ばれるようになりました。
16世紀頃には、新しい技法やデザインが次々に開発され、ヴェネチアンガラスの名声が世界中に知れ渡るようになりました。
その特色として、素材の良さ・多彩な色・数々の新技法・優れた技術などがあげられます。
17世紀になると、技巧は極限にまで達して、バロックスタイル・ガラスと呼ばれる華麗なガラス器が作り出されました。
18世紀には諸外国のガラス産業の発達で、ムラノのガラス産業も、一時期とはいえ危機を迎えることになりましたが、鏡やシャンデリアなど、新しく見いだした分野で再び活力を取り戻しました。
しかし、1797年のナポレオン軍によるヴェネチア侵攻や、それに続くオーストリアの支配によって、ガラス産業は衰退の一途をたどっていきます。
が、このような困難な時代を経て、1800年の中頃には、産業に復興の兆しが見られ、失いかけた高度な伝統技術もよみがえりました。
そして、今もここムラノでは、古くからの手作り製法を色褪せることなく現在に伝え、伝統を守り続けています。
◆ 鉛を含まないガラス(ソーダ石灰ガラス)で、あらゆる色を表現できるといわれています。その多彩さと発色の美しさは歴史的に受け継がれ、大きな特徴となっています。透明度こそクリスタルガラスなどにゆずるものの、その温かみのある表情はベネチアンならではといえるでしょう。主に生産されてきた島の名から、ムラノガラス(murano
glass)とも呼ばれます。
◆ 職人さんが手作りしているので、ひとつひとつ微妙に形や模様が違うのが特徴の魅力的なガラス素材です。 |
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ベネチアンガラス |
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ベネチアンガラスは、一千年、またはそれ以上ともいわれる伝統があります。
ガラスの中でも最も高い透明度があり、太陽に当てるとキラキラ輝き高級感溢れてます。
歴史と伝統のガラス職人が丹精こめて作り上げた手作りの作品♪
ベネチアンガラスの作品は一つ一つハンドメイドの為職人さんのあたたかさが伝わってきます!
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